MODELLBAU
1:50 三菱 100式司偵III型 (Arlcancel)

Type100_ReconPlane_1
製作:1996年7月29日
記事:2002年3月28日
もともとは、マルサンのキットだが、ある時期(1987年頃?)アルカンシェールというメーカから、F-86Dとともに再販されたものである。スケールは、1/50である。
古いキットだが、基本はしっかりしているので、あまり凝らずに完成させることとした。





◇コクピット・キャノピー
コクピットは、開発時期を考えるとそこそこのパーツが揃っているので、素直にキットのままとした。
キャノピーも透明度も高く、質が良いものが入っている。

◇胴体
本当は、胴体下面にカメラ窓などがあるのだが、オミットしてしまった。パネルラインは、彫り直してある。

◇主翼・尾翼
動翼が別パーツとなっているが、特に合いが悪いこともなく、すっきりと作れる。それぞれ、パネルラインを彫り直した。

◇エンジン・プロペラ
エンジンは、モータを組み込むために、オミットされているが、実機でも強冷ファンがあって、よく見えなかったはずなので、そのまま。カウリングのパネルラインは、曲面のスジ彫りが面倒だったので、キットままである。
プロペラ・スピナーもキットのままである。

◇降着装置
キットのまま。

Type100_ReconPlane_2 Type100_ReconPlane_3 Type100_ReconPlane_4
◇小物
ピトー管を、金属パイプと金属線の組み合わせに代えただけで、その他はキットのまま。

◇塗装・マーキング
塗装は、陸軍機の標準塗装。下面:灰色+上面:緑褐色で、上面は茶色を強くしてみた。
マーキングは、国籍マークぐらいで、特に、部隊マークも付けなかった。

◇まとめ
タミヤから、新しい100式司偵のキットが発売されたので、いそいで完成させたのだが、この手もキットはこんな感じで仕上げた方が、ストレスが少なくて良いようだ。
キットのデキは、やはり旧マルサンの零式3座水偵(ニチモ)と同じような感じだ。

◇参考資料
1) 世界の傑作機