MODELLBAU
1:48 Messerschmitt Bf109E-3 (Hasegawa)

Bf109E-3_1
製作:1992年7月16日
記事:1994年3月13日
ハセガワから発売された、ひさびさのBf109E型の新キットで、1988年に発売されたものである。
ストレートに組んでもバッチリ出来上がる優秀模型であるが、作りやすさや外形に若干の問題があるようだ。特に、精密感を高めるためのエッチングパーツが組み立てにくく、めんどうな構成となっている。
外形的な問題については、この記事を書いている1994年時点では、改修された1993年度版が発売されている。

◇コクピット・キャノピー
基本的には、何もしていない。
今回、塗装として選んだ、11番はE-3としては珍しく、後部防弾板がついている。このキットではエッチングパーツで、この防弾版が再現されているが、取り付ける時にヘタをすると、瞬間接着剤でキャノピーが曇ってしまうのが恐くて、省略してしまった。
ここは、あとでプラバンででも取り付けようと思っている。

◇胴体
尾輪の収納穴と機種先端のエアインテークが開口していないので開けてある。それ以外はストレート組み。
キャノピー前の機首形状がいまいちと良く言われるが、1994年版では修正されているようだ。

◇主翼・尾翼
ここも、何もしていない。何もする必要がなかった
翼端灯を付け忘れてしまった。

◇エンジン・プロペラ
機首のイメージが悪いと言われていて、改修版もこの部分が修正されている。面倒な部分でもあり、何もしていない。
エンジン下のオイルクーラの仕切り板を後から付けようとしていて、忘れてしまった。
プロペラ・スピナーは全く問題ない。

◇降着装置
細い金属線で、主脚にブレーキパイプを追加してある。

Bf109E-3_2 Bf109E-3_3 Bf109E-3_4
◇小物
すべてキットのパーツを使っている。
アンテナ線を追加してみたが、ちょっと太かったか?

◇塗装・マーキング
6/JG52初期の、とてもカッコイイ塗装のしたかったのだが、チョット技術と道具(良いエアブラシを持っていない)がついていかなかった。
デカールは色々なところからトレードしたが、やっぱり、国籍マークの白色ぐらいは、塗装にしないと透けてしまう。(手抜きであった)

◇まとめ
取りあえず1機完成させて見ました、といったところで、キットの良さを活かし切っていない。デジカメで撮影すると、エアブラシの粒子の荒さが目立ってしまい、がっかりでする。
新しく購入したエアブラシを使って、塗装を変えたものを2〜3機は並べてみたいキットである。

◇参考資料
1) 第2次大戦ドイツ軍用機
2) 世界の傑作機
3) メッサーシュミットBf109B〜F モデルアート増刊号