MODELLBAU
1:72 Scale Kits (WW II USSR)

Pe-2_1
Petlyakov Pe-2 (Airfix)
製作:2001年8月16日
記事:2001年8月30日
エアフィックスのキットで、しばらくはこのキットが、唯一のものだったと思う。
できは、発売が比較的新しいので、リベットばりばりということもなく、透明パーツもまぁまぁ及第点といったところ。
アウトラインは、実物が良く分からないので、判断しようがないが、細かい部品はとても良くできていて、Airfixとしたら傑作キットの部類だと思う。
このPe-2は、ようやく最近になって、1/72や1/48で新しいキットが出てくるようになった飛行機で、1/48でもコレクションには加えたい機体である。
完成するとソ連の傑作爆撃機だけあって、バランスの良い、いかにも高性能な仕上がりになった。もう少し、資料があれば製作意欲も湧くのだが、2機も3機も作る気にはならない。
イギリスのモスキートと並べて見たいところだが、1/72はいまのところ、Airfixの古ーいキットしか持っていない。1/48に集中しようとしている昨今では、ハセガワの新しいキットを買うのもちょっとなぁ・・・

I-16_1
Polikarpov I-16 (Revell)
製作:2001年8月1日
記事:2001年10月21日
大昔のレベル製キットである。
もう、30数年以上も前のキットであるが、表面の上品なスジ彫りや、良く磨がかれた、ていねいな表面仕上げなど、すばらしいキットだと思う。
このキットは会社の後輩が持っていたのを、譲り受けたキットである。わたし自身は、このシリーズのキットをほとんど、持っていないのだが、たぶん、このキットは、できが良い方なのでは、ないだろうか?
良いキットなので、キットの持ち味を壊さないように、完成させてみたが、ソ連戦闘機の原点らしい、外形を持つ飛行機だ。
胴体がやたらに太いのだが、後方から見ると、思いの外ボリューム感があって、迫力のある機体である。風防パーツは入手段階から無くなっていたので、塩ビで絞ってある。
本当に古い割りに良いキットだが、もう1機作るなら、Hobby Craft Canadaの1/48か、ハセガワの1/72に良いキットがある。もちろん、このキットもプレミア付き以外はもはや手に入らない。

Mig-3_1
Mikoyan Gurevich MiG-3 (Italeri)
製作:2001年7月24日
記事:2001年10月18日
イタレリのキットであるが、もともとは東欧のメーカのものらしい。
一見、上品なはスジ彫りで、できが良さそうな感じなのだが、主翼が薄すぎたり、水平尾翼は厚すぎたり、ラジエータは合いが悪かったり、と苦労するキットである。
発売当時(1980年頃?)、Mig-3のインジェクションキットは他にはなかったと思うので、それなりに価値があるキットであった。
完成すると、他のソ連戦闘機と違い、主翼がピーンと張っていて、元々が高々度戦闘機だったことが、良く分かる。胴体後半=重心点と水平尾翼までが短く、頭でっかちで安定性が悪かったのも良く分かる。

最近、ICMから1/48ですばらしいキットが発売されているので、Mig-3がほしい場合は、そちらを作った方がいいのだが、細かいことを気にしないで完成させられるのが1/72の良いところということで、完成させた。

Yak-9D_1
Yakovelev Yak-9D (Airfix)
製作:2001年7月8日
記事:2001年7月9日
エアフィックスの古いキットで、ソ連機ということもあり、デキはYakにしか見えない程度のキットであるが、実物自体が小さいし、デティールもほとんどないので、形にしてしまえば、結構いけるかもしれない。
ただ、スピナ一体のプロペラをはじめ小物などはつらいので、他キット(ハセガワ1/72 Bf-109G旧キット)からの流用や自作などを行った。
最低限まともな形とするために、別のキットを1つつぶしてしまったが、昔はこんなキットしかなかったので、ソ連機ということもあり、しかたないところか?
今でもYak9は、ICMの1/48しかまともなキットは無い訳だから・・・
完成してみると、Yak-9Dはバランス取れた良い機体だったことが分かる。多分、当時評価も高かったのだろう。