MODELLBAU
1:72 Scale Kits (WW II USA)

B-17E_1
Boeing B-17E Flying Fortress (Revell)
製作:2004年3月28日
記事:2004年3月28日
35年ほど前に購入したキットである。
いろいろと手を入れていたのだが、透明部分の木型を作ったところで、完成放棄。
20年ぐらい、放ってあったのだが、どうしても捨てられず、ディスクトップ風に、完成させることにした。

塗装は、キット指定の”Memphis Bell”。
ほとんどはマスキングとエアブラシでやってあるが、機首のピンナップガールと尾翼にシリアル番号はキットのデカールを使ってある。(もちろん、バラバラにならないようにしてあるが・・・)

B-25J_1
North American B-25J Mitchell (Airfix)
製作:2001年7月6日
記事:2001年10月22日
このキットは古いキットなのだが、何故か1/72で新しいキットが発売されず、長い間これしかない状態が続いている。
1/72では、他にItaleriにB/C型があるが、H型やJ型はこれしかないと思う。1/48でも、アキュレイトミニチュアがB/C型を出したところで倒産してしまい、J型は、Monogramが唯一である。
有名な割りには、新しいキットが出ない機体の1つであろう。

大昔にも、同じキットを1個作ったことがあるのだが、スジ彫りを彫り直した最初のキットだったと記憶している。しかし、機首爆撃窓や、回転銃座、胴体銃座、尾部銃座と盛りだくさんで、ごちゃごちゃした作りの機体は、やはり作りにくい。
こういった前輪式の機体の場合、自立させるために、機首のおもりを入れるのだが、脚柱の強度不足であきらめてしまった。ということで、何か台座を作ってやらなければ、いけないか・・・
塗装・マーキングは有名なインディアンを垂直尾翼に描いた345BGを、モチーフにしたデッチ上げである。

N2S-3_1
Boeing N2S-3 Kedit (Revell)
製作:1993年2月20日
記事:2002年4月
レベルの古いキットで、購入したのは1985年ごろ、タカラからレベルの複葉機がシリーズで発売された時である。
基本的には、張り線を施しただけであるが、脚柱のモールドが溶けたようになっていたので、ハセガワのBf109のパーツ(先端のみ)を使ってある。

(後ろに置いてあるのは、おまけでもらったチョロQのミニクーパーに塗装したもの)

P-47D-25-2_1
Republic P-47D-25 Thunderbolt (Hasegawa)
製作:1993年1月19日
記事:1994年3月12日
古いキットだが、1/72では一番できが良く、手に入りやすいし値段も安い。
以前作ったレ同じキットは、すっきりした銀塗装にならなかったので、今回はできるだけデカールを使用し、塗装も銀色を最後にエアブラシするように工夫し、すっきりと仕上がることを念頭に製作した。

塗装はキット指定のもので、写真などでも有名な、第19空軍第354戦闘大隊第353中隊グレン・T・イーグル少佐機FT☆L(S/N420473)とした。
このパイロットがP-47に乗っていた期間は短いらしいが、同様なマーキング・同一コードのP-51より、迫力からしてP-47方が数倍見栄えがする。
インベンションストライプや尾翼のストライプ(ちなみにこのストライプは、キットの発売時期でデカールの色が違う。最近のは黒と白になっている)国籍マークの白部分、キャノピー前後のアンチグレアを先に塗装した。
これらをマスキングして、下地にグレーをエアブラシした後、銀色をエアブラシで塗る。銀塗装は、パネル毎にトーンを変えてある。
国籍マークは、ブルー部分のみとし、機種左側の白頭鷲は、茶色や黄色で少しタッチアップしてある。
マーキングとデカール貼りが終わったら、全体にクリアをエアブラシしてツヤを整え、デカールのハガレ防止としたが銀塗装の場合、銀塗料の金属感が無くなってしまうので、迷うところである。

B-17G_1
Boeing B-17G Flying Fortress (Hasegawa)
製作:1991年7月11日
記事:1993年3月14日
1/72では唯一まともなキットである。
レベルやエアフィックスも買ってしまったが、全然完成しそうもないなぁ
第二次大戦 アメリカ陸軍爆撃機隊(航空ファン別冊)」の塗装図にのっていた”Lady B Good”
銀塗装なので下地のグレイをエアブラシしたところで、細かい傷を充分チェックする。銀はトーンを3種類替えて塗装してある。

国籍マークは型紙・エアブラシで、コード類は適当なデカールを組み合わせた。チンターレットの”B”だけは適当なものがなかったので、いいものが手に入ったら後で付けようと思っている。

F6F-5_1
Grumman F6F-5 Hellcat (Hasegawa)
製作:1986年4月18日
記事:1993年3月15日
いまのところ、1/72でベストのキットだ。
2年ほど前にアカデミー1/72が発売され、こちらも凹彫りでアカデミーにしては珍しく、爆弾やロケット弾などのアクセサリーがたくさんついていて良くできたキットだが、やはりオリジナル?のハセガワの方が、デキが良いような気がする。

塗装は、シーブルー一色のVF-17の22番
最初に白色をエアブラシしてから、マスキングテープを切り抜いてマスクする。シーブルーをエアブラシして、尾翼のナンバーがステンシルタイプなので、筆塗りでチョコ、チョコっとタッチアップしてある。
最後にクリアをエアブラシしてツヤを整えておわり。2色なので非常に楽である。
ちなみに、アカデミー1/72の指定塗装もVF-17の35番

F4U-1_1
Vought F4U-1 Corsair (Hasegawa)
製作:1986年4月18日
記事:1993年3月15日
10年ほどキットだが、よくできたキットで1/72ではベスト。手にも入りやすいし値段も安い。

キット指定の塗装としたが、ミディアムシーグレイの色調が良くなかった。
マーク類は国籍マークの白色以外はデカール。最後に半ツヤ消しクリアでツヤを整えてある。

P-38J_1
Lockheed P-38J Lightning (Hasegawa)
製作:1985年7月4日
記事:1994年8月31日
10以上前のキットで、1/72ではましなほうだが、キャノピーなどの合いが悪く、作りにくいキットである。
外形的にもスピナーの感じが悪く、出来上がりを見るとキャノピー前部が寝すぎているようで、イメージを悪くしている。
また、F型、J型、L型のコンパチブルとなっているが、F型とするにはラジエータの形が違うのでこのままでは無理がある。
L型とする場合には左翼前縁にライトを付けてやる必要がある。

塗装は第8航空軍第20戦闘大隊題5中隊のNK☆I(48-28430)とした。
いつものように全面にグレイをスプレーしたあとで、銀色をスプレーしてある。
パネル毎に2種類(+黒色と+白色のもの)の銀色をタッチアップして全体のトーンをセミグロスのクリアをスプレイして整えてある。
マーキングは手塗り+デカールだが、航空ファン1973年11月号のカラー図を信じてスピナーとエンジンカウリング前部および機首の帯を白色、機首前部を赤とした。
しかし、よくよく写真を見ると機首の赤色は怪しい。
ちなみに、スピナーなどの白色も世界の傑作機No.106の記事では黄色となっている。後から製作したモノグラム1/48も同じ機体としたがこちらはスピナーや帯は黄色、機首は銀色(+黒色)とした。

P-40N_1
Curtiss P-40N Warhawk (Hasegawa)
製作:1985年ごろ 記事:1994年8月31日
1:72のP-40としては傑作キットである。
他にもいくつかのメーカから発売されているはずだが、現在でも手に入りやすく組み立てが簡単な上にデキが良いといった、三拍子そろったキットである。
キット指定のアメリカ陸軍航空隊タクティカルセンター所属機とした。
塗装は下面:ニュートラルグレイ、上面:オリーブドラブ+カーキグリーンだが、ニュートラルグレイは少々白を入れて明るめにすると良いようだ。
機首のシャークマウスは手書き。その他のマーキングは手塗り+デカールで仕上げた。
最後に半つやクリアをエアブラシして仕上げたが、少々マットが多くてつや無しの仕上がりになってしまった。
やはり、嘘と分かっていても、つやがある程度あったほうが仕上がりがきれいに見える。

P-51D_1
North American P-51D Mustang (Hasegawa)
製作:1985年ごろ 記事:1994年8月31日
しばらく前に出たキットで、当時は精密なコクピットなどベストなキットであった。
ただ、個人的にはパネルラインが凸彫りなので彫り直すのがめんどうくさい。
とくにP-51は塗装がいろいろあって何機も並べたくなるのだが、スジ彫りの直しがあると思うと手が出なくなってしまう。
ちなみに、このキットを(たぶん)コピーしてパネルラインを凹彫りに直したようなキットがアカデミーからしばらく前に発売されている。
塗装は全面:銀色である。例によって、下地にグレイをスプレーした後、銀色をスプレーする。パネル毎のトーンを変えるため2種類の銀色(+黒色、+白色)でタッチアップする。やりすぎるとうそっぽくなるので注意する。
マーキングは20FG司令ハロルド・J・ラウ大佐の「GENTLE ANNIE」機とした。コードレターはMC☆Rでシリアルはついていない。
国籍マークが手塗り+デカール以外は全て手塗りだが、やはり銀塗装の上への手塗りは難しくイマイチのできであった。

P-47D-25_1
Republic P-47D-25 Thunderbolt (Hasegawa)
製作:1985年ごろ 記事:1994年8月31日
古いキットだが、1/72では一番できが良く、手に入りやすいし値段も安い。
この作品は塗装がすっきりいっていないが、この記事を書いている時にはすでに、すっきりした作品を仕上げてある。
全面:銀色なので、全体にグレイをスプレーした後、銀色をエアブラシで塗る。銀塗装は、パネル毎にトーンを変えてやるが、極端にやるとウソっぽくなるので注意した。

マーキングは、カウリングが白黒のチェッカー模様でカッコイイ第8空軍第78戦闘大隊第84中隊所属機とした。「世界の傑作機No.15」の3面図として描かれている、コードレター:WZ☆X、シリアル:226640とした。(この機体の写真は46ページに載っている)。
銀色を塗装したあとで、手塗り+デカールでマーキングしたのだが、はみでた部分に銀色をタッチアップしたため、すっきりとした仕上がりとならなかった。この塗装のP-47を、ぜひモノグラムの1/48あたりで、バッチリ決めてみたいと思っている。。