MODELLBAU
1:72 Scale Kits (Post WW II USSR/Russia)

Su-27B_1
Sukhoi Su-27B (Airfix)
製作:2002年8月31日
記事:2002年10月1日
このキットは、グンゼ産業から発売されたものを購入したが、箱絵がすばらしい実機写真となっている。
キットの方も、先に完成させたMiG-31に比べると、ちゃんと細部まで考証・再現されたスケールキットである。
しかし、やたら材質が堅く、パーツが反り返っており、パーツの合いが悪い。また、細部もだいたいは良くできてはいるが、一体整形となっているエンジン排気口・アイリス部分は、どうしようもない形になっている。
また、前脚柱のパーツ割りは、とても強度が確保できる構成にはなっていない。おかげで、前脚柱は、3カ所で破断→真ちゅう線を入れて修復したが、結局、怖くて3点姿勢をとれない機体となってしまった。
パネルラインが凹ラインになっているのが、唯一の救いで、無理矢理に形にして、完成させた。

塗装は、明るめのエアクラフトグレーをベースに、青みがないライトグレーと、青みのあるグレーの3色迷彩で、箱絵を始め、資料となる写真に不自由はしない。ただ、レドーム関係が白いのは、デモンストレータだけか?
マーキングは、キットのデカールを使ってある。

MiG-31_1
Mikoyan MiG-31 (Tsukuda Hobby)
製作:2002年8月16日
記事:2002年8月30日
このキットが発売された1980年代後半は、ゴルバチョフのペレストロイカ・グラスノチス政策によって、鉄のカーテンの向こうの飛行機が、垣間見られるようになったころで、このキットを始めソ連機のキットがたくさん、発売されている。
このキットも実機通り、MiG-25から発展してMiG-31となっているのだが、ソビエト連邦崩壊後、さらに、大量の情報が得られるようになった現在の目でみると、「MiG-31しか見えない」程度のできで、細部については目をつぶるしかないキットである。

一見すると、パネルラインも凹ラインで、パーツも少なく、メリハリのあるモールドなので、ストレートに組み立てることとしたが、垂直尾翼の間隔がMiG-25のそれとなっているため、ここだけは、修正してある。

塗装は、エアクラフトグレーに白色を加えたものの単色。レドームなどの塗り分けは、実機に沿って行っている。
マーキングは、キットのデカールを使ってあるが、もちろん、適当なマーキングである。

Mi-24D_1
Mi-24D (Hasegawa)
製作:1991年1月1日
記事:2002年5月
アフガニスタン戦争(最近のアメリカ=タリバンの戦いではない)で有名になった、旧ソ連の大型攻撃ヘリコプタで、ハセガワからは3種類のバリエーションが発売されているが、エッチングパーツ(ワイパーなど)も入っている良いキットである。

製作したのは、最も見栄えのする?23mmターレットを装備したタイプである。
資料もなかったので、ストレートに組み立て、塗装もキット指定通りである。