このキットは、グンゼ産業から発売されたものを購入したが、箱絵がすばらしい実機写真となっている。
キットの方も、先に完成させたMiG-31に比べると、ちゃんと細部まで考証・再現されたスケールキットである。
しかし、やたら材質が堅く、パーツが反り返っており、パーツの合いが悪い。また、細部もだいたいは良くできてはいるが、一体整形となっているエンジン排気口・アイリス部分は、どうしようもない形になっている。
また、前脚柱のパーツ割りは、とても強度が確保できる構成にはなっていない。おかげで、前脚柱は、3カ所で破断→真ちゅう線を入れて修復したが、結局、怖くて3点姿勢をとれない機体となってしまった。
パネルラインが凹ラインになっているのが、唯一の救いで、無理矢理に形にして、完成させた。
塗装は、明るめのエアクラフトグレーをベースに、青みがないライトグレーと、青みのあるグレーの3色迷彩で、箱絵を始め、資料となる写真に不自由はしない。ただ、レドーム関係が白いのは、デモンストレータだけか?
マーキングは、キットのデカールを使ってある。
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