MODELLBAU |
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1:48 North American P-51B Mustang (Tamiya) |
製作:2004年1月2日
記事:2004年1月24日 |
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タミヤの新しいキットで、P-51としてはモノグラム・アキュレイトミニチュアに続く、B/C型のキットである。
外形・モールド・パーツの合い、いずれもすばらしく、そのうえ、デカールはInvisaClearなので、何もしなくても、すばらしい完成品が手に入るはずだが・・・ |
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◇コクピット・キャノピー
メーターパネルが塗装仕上げであるが、メーターの針などのモールドはない。照準器のリフレクタ板を極薄の透明プラ材に交換して、シートベルトにファインモールドのエッチングパーツを使ってある。
キャノピーは、閉じた状態と開いた状態が選択できる。今回は、開状態とした。 |
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◇胴体
何の問題も、手を加えるところも見つからなかった。
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◇主翼・尾翼
主翼はフラップダウン状態が標準で、簡単に普通の状態が作れる最近のタミヤスタンダード。やはり、タミヤスタンダードの一体成形の機銃は、金属パイプと置き換えるために、切り取ってある。
翼端灯は、透明プラ材に交換していない。左翼前面の着陸灯には、反射板を仕込み、右翼下面の3色燈も丸く打ち抜いた、アルミテープを貼ってから、クリア塗料を塗ってある。 |
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◇エンジン・プロペラ
排気管がカバーの付いたタイプと、付いていないタイプが選択できる。今回は、カバー無しのものを使用。
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◇降着装置
主輪のハブが別部品となっており、塗装しやすい。主脚に極細のハンダ線でブレーキパイプを追加してある。
説明書では、主脚の胴体側扉を開いた状態とするようになっているが、実機の写真を見ると、ほとんどが閉じているようなので、閉状態としてある。 |
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◇小物
主翼の12.7mm機銃口は0.8mm径のアルミパイプで置き換えてある。
アンテナマストは、丸棒を途中からつぶしたような形状で、キットのままでも良いのだが、金属材で置き換えてある。 主翼下面の増加燃料タンクは、紙製タイプしか付いていないが、チェックした写真は全て金属製のタンクをぶら下げているので、ハセガワのP-51Dから流用してきた。 ハセガワのタンクは、燃料キャップが飛び出ていないタイプなので、プラ棒で燃料キャップ部分だけ改造。 |
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◇塗装・マーキング
キット指定の有名な、ジェンタイル大尉の”シャングリア”とした。
塗装は下面:ニュートラルグレイ、上面:オリーブドラブの標準塗装。 マーキングは、デカールの色と塗装の色合いが違ってしまうので、チェッカーパターンや、国籍マーク、白帯などを塗装に切り替えてある。 このキットの”売り”の1つが、InvisaClearのデカールであるが、透けたりフィルムが薄かったりと、思ったより使いにくかった。また、肝心の赤白のチェッカーパターンだが、デーカールは実際と赤白が逆になっている。 |
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◇まとめ
タミヤはキットごとにデカールのできにバラツキがあるが、このキットは最悪の部類か?
ジェンタイル機を作ると、ウイングマンのゴドフリー機も欲しくなるのが人情なので、次は最新のICMで、ゴドフリー機を作ろうと思ったら、何とICMは昨年9月に倒産してしまったらしい。(2004年当時のお話し・・・) ちなみに、近くの模型店でも、Yak-9以外のICMキットはきれいに無くなっていた。 |
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◇参考資料
1) AIRCAM AVIATION SERIES No.5 P-51B/C MUSTANG
2) 世界の傑作機 1972年8月号(No.28)P-51A〜Cムスタング 3) 世界の傑作機 1999年3月号(No.75)P-51A, B, Cムスタング |