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製作:2003年7月3日
記事:2003年10月17日
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このキットは、テスターから発売されているが、もともとはホークのキットのようで、”HAWK”の刻印が入っていた。
大昔のキット(たぶん私と同い年ぐらい)だが、Bansheeの1/48キットは唯一?なので、素材と見て徹底工作することも、一瞬考えたが、結局は、ネービーブルー一色の塗装であることもあり、ディスクトップモデルとして仕上げることとした。
ちなみに、このキットを購入したのは、福岡に出張した時、博多にある模型店で
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◇コクピット・キャノピー
コクピットは、ベンチ(シートではない)とパイロットがついているだけ。キャノピーを塗装してしまうので、手を入れる必要はない。
キャノピーの内側から、コバルトブルーをスプレーしてある。古いキットだが、キャノピーの形状や透明度は問題ないできである。
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◇胴体
パネルラインと時代を感じさせるマーキングのモールドは、全て削り落としてある。
インテークの内側の胴体部分が無く、筒抜けになってしまうので、プラ板で塞いである。
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◇主翼・尾翼
主翼も、パネルラインを消して、翼下のパイロンは切り落とした。
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◇エンジン・エグゾースト
インテークの内側の胴体部分を作ったついでに、エンジンまで筒抜けにならないように仕切板を付け、エンジンの排気口をプラ板を丸めて追加してみた。
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◇降着装置
ディスクトップなので、飛行姿勢とするため、全ての脚は収納状態とする。
前輪は、もともと開口されていないので、適当なパネルラインをスジ彫りした。
主脚口は、キットについているカバー部品を使って閉めた状態としたが、隙間の処理にかえって時間がかかってしまった。プラ板で塞いだ方が、早かったかもしれない。
展示台は、適当な木片を組み合わせて、水性ニスで塗装したもの。機体には、丸穴を開けて、透明なアクリル製丸棒を支柱としてある。
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◇小物
垂直尾翼先端のピトー管と、アレスティングフックは、金属パーツで置き換えた。
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◇塗装・マーキング
塗装はネービーブルー1色で、各翼の前縁が銀色。完全つやありで仕上げてある。ネービーブルーは、明るめに調整してある。
マーキングは、デカールを使ったが、スケールマスター製で、白色の部分も透けない上質のものであった。
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◇まとめ
この機体に限らず、初期のジェット機は、あまりキットされていないが、最近は、タミヤやRevellがF-84GやSkyrayなどを出しているので、どこかのメーカーから新キットが出る可能性もある。
どちらかというと、このBansheeは、胴体を延長した後期型の方が、良い形をしている気がする。
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◇参考資料
1) Website
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