MODELLBAU
1:32 Focke-Wulf Fw190A-6 (Hasegawa)

Fw190A_1 sepator Fw190A_2
製作:1975年ごろ
記事:2002年6月28日
このFw190のキットは、A-5〜A-7、F型、G型などが作れるようになっているが、主翼外側の機銃パネルやバルジについては、無視されている。もっとも、各タイプの細かい違いを知ったのは、このキットを完成させてから数年も経ったころのことだ。
このキットの一番すばらしいところは、何と言ってもエンジンで、現在の目で見てもすばらしい作りのパーツが入っている。

コクピット内部は、計器パネルも含めて、ちょっと?なできだが、キットの指定通りにRLM02で塗装して、塗り分けてあるだけ。シートベルトもモールドを塗装している。

胴体は、少々ヘビーな凸パネルラインと凸リベットだが、パネルライン自体は、あまり問題ないようだ。
主翼は問題が多く、外側の機銃パネルや、付け根の20mm機銃パネルの膨らみ、フラップの取り付け、主脚庫内部の表現など、徹底的に手を入れないと1/32としては寂しい内容になってしまう。もちろん、この頃はキットのままだ。

塗装は、キットの指定通りに下面:ライトブルー(RLM65)、上面:ダークグリーン(RLM71)+ブラックグリーン(RLM70)。ぼかし塗装は、エアブラシがなかったので、型紙+カンスプレイで・・・
マーキングはキットのデカールを使っている。

10年ぐらい前に、このキットをベースして、Fw190D-9が発売されているが、現在、組み立て中で、肝心の主翼まわりや、コクピット内部がほとんど、元のままなので、結構ヘビーな改修作業となっている。 また、このキットは最近になって、若干のパーツを追加して、F-8として再発売されている。内容は未確認だが、主脚庫内部などは元のままのようだ。

このキットは、もうひとつ在庫しているが、コクピット内部、主脚庫内部の工作を考えると、ちょっと気が重い。
しかし、この写真だけを見ると、とても1/32とは思えないできだ。