このFw190のキットは、A-5〜A-7、F型、G型などが作れるようになっているが、主翼外側の機銃パネルやバルジについては、無視されている。もっとも、各タイプの細かい違いを知ったのは、このキットを完成させてから数年も経ったころのことだ。
このキットの一番すばらしいところは、何と言ってもエンジンで、現在の目で見てもすばらしい作りのパーツが入っている。
コクピット内部は、計器パネルも含めて、ちょっと?なできだが、キットの指定通りにRLM02で塗装して、塗り分けてあるだけ。シートベルトもモールドを塗装している。
胴体は、少々ヘビーな凸パネルラインと凸リベットだが、パネルライン自体は、あまり問題ないようだ。
主翼は問題が多く、外側の機銃パネルや、付け根の20mm機銃パネルの膨らみ、フラップの取り付け、主脚庫内部の表現など、徹底的に手を入れないと1/32としては寂しい内容になってしまう。もちろん、この頃はキットのままだ。
塗装は、キットの指定通りに下面:ライトブルー(RLM65)、上面:ダークグリーン(RLM71)+ブラックグリーン(RLM70)。ぼかし塗装は、エアブラシがなかったので、型紙+カンスプレイで・・・
マーキングはキットのデカールを使っている。
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