MODELLBAU
1:32 Junkers Ju87B-2 (Revell)

Ju87B_1 sepator Ju87B_2
製作:1972年ごろ
記事:2002年6月28日
1/32スケールでは、最初に買ったキットで、リベットばりばりの胴体や主翼に当時は感激していたものだ。

塗装はキット指定の下面:ライトブルー、上面:ダークグリーンとサンドのスプリンター迷彩で、エアブラシを持っていなかったので、手塗りとマスキング+カンスプレーで塗装してある。
マーキングは最初、デカールを貼ったのだが、クリア塗料でのオーバーコートなどもちろん知らなかった時代だったので、そのうちに剥がれてきてしまい、デカールを下敷きにして、手塗りで仕上げている。
少しずつ、時間をかけてマーキングを書き換えていった覚えがある。

キット自体は、とても良くできていて、今の目でみても問題とするべきところは、少ないのではないだろうか?

特に全体にわたるリベットと、機首のラジェータは、デフォルメ気味だが、無骨なStukaのイメージが伝わってくる。

このキットは、未開封のものを、もう1つ持っている。細部工作やデティールアップは、現在の資料・工作レベルでは問題ないと思うのだが、全体に施されたリベットをどうするか?悩ましいところだ。


昔、作ったキットを撮った写真が出てきたので、記事にして見ました。

これらのキットは、もう、手元に残っていないか、破壊された状態になってしまっている。
このキットを作った中高生の頃は、あまりスケールや細かいことに、こだわらずにキットを作っていた。
今なら、細部がどうだとか、パネルラインやリベット表現をどうしようとか、保管場所がないとか理由を付けて、ちょっとこういった大きなキットには、手が出せないのだが、昔はプラモデルを楽しんでいたものだ。
不思議と、この頃は1/48のキットは少なく、レベルやハセガワのラインアップは、1/72と1/32が主流だった。キットの価格も、現在と比べると、とても手頃で、この1:32 Ju87B-2(Revell)などは500円だった。

これらの写真が思い起こさせてくれるのは、無くなってしまったキットではなく、Lost Days=失われた時代なんでしょうね。